第1回 CSJアジア国際シンポジウム
2018年3月18日(月)、日本化学会春季年会の特別企画として、光化学若手の会が主催の初めてのシンポジウムを開催しました。アジア国際シンポジウムは、40歳未満のアジア諸国の新進気鋭の若手研究者に対してLectureship Awardsを贈呈し、講演を依頼します。回の目的は、国内外で精力的に研究しておられる若手研究者との交流を深め、新しい学問分野を切り開くための基礎とすること、学生を積極的にその場に取り込み、積極的に交流させることでした。厳選な審査の結果、Kanyi Pu 先生(Nanyang Technological University, シンガポール)、Wen Li 先生(Jilin University, 中国)、Junsuk Rho 先生(POSTECH, 韓国)の3名を受賞者としました。国内からは嘉部量太 先生(九大院工)・高井淳朗 先生(NIMS)・景山義之 先生(北大理)・高橋幸奈 先生(九大院工)をお招きし、シンポジウムを開催しました。さらに、学生と若手研究者との交流をねらいとして、2018年光化学討論会で優秀学生講演賞を受賞した山角拓也さん(M2, 京大院理 大須賀研)・F. Rosa Pedro Paulo(M2, 北大院工 長谷川研)もお招きして、以来講演をお願いしました。当日は部屋が満員になり、立ち見をする方がいるほどの盛況ぶりでした。懇親会では学生と海外の先生を交えて夜遅くまでサイエンスや各国の研究事情など、色々な話をして交流を深めました。個人的には、今回発表していただいた優秀な学生を海外の先生が本気で自分のラボに来るよう説得していた点が印象的でした。様々な方のご協力のもと、盛況のうちに会を終えることができました。どうもありがとうございました。
世話人
世話人:小林洋一(立命館大生命科学)・西 弘泰(東大産研)・波多野さや佳(広大院理)・東海林竜也(阪府大院理)
ポスター
集合写真
シンポジウムの様子
懇親会の様子