光化学若手の会は、水野一彦 先生(大阪府立大、奈良先端大)が助手であった当時、光化学の研究者と泊りがけで本音で議論できる機会はないものかと思案され、当時若手教員であった太田裕之 先生(東大)、辻本和雄 先生(電通大)、富岡秀雄 先生(三重大)と共に発起人となり、1979年7月上旬に開催した ”第一回有機光反応若手の会” から始まっています。その後、物理化学系の研究者が積極的に参加するようになり、 "光化学若手の会" に名称変更され、東日本大震災の年を除いて、今日まで毎年開催されています。近年、光はあらゆる分野で脚光を浴びており、光化学分野はより幅広い領域で益々発展することが期待されます。光を扱う多種多様な分野の研究者が一堂に会し、所属、役職、年齢にとらわれず、本音で議論し、交流を深め、また研究の幅を広げることを目的として、光化学若手の会は活動しています。
(詳細は光化学協会誌40周年記念特別号の水野一彦先生の一般寄稿文をご参照ください)